センター長のご挨拶
当センターは、昭和30年に肢体不自由児施設(愛知県第一青い鳥学園)として開設されました。その後、平成10年より重症心身障害児棟を開設。平成28年より現在の愛知県青い鳥医療療育センターとなりました。
現在は、医療型障害児入所施設・療養介護事業所、医療型児童発達支援センター、医療的ケア児支援センターの機能を持ち、恩賜財団 済生会の一員です。「すべての人の命と生活を支えます」「ともに生きる社会をめざします」を大切な柱として、医療・保健・福祉の切れ目ない総合サービスの提供を目指しています。
私が日々センターで過ごす中で、目にする大切な場面があります。入所者の方がリラックスした時の穏やかなご様子。自分の好きなことで楽しく遊んでいる子供の笑顔。などなど、安心して自分らしく楽しんでいるご様子です。そんな場面に関わっているご家族やスタッフも表情が柔らかです。身体が快適であること、心が安らかであることの大切さ、安全で安心できる場の大切さがよくわかります。
安全で安心できる環境や支援、それは医療面だけでなく、心理面であったり、経済的な面であったり、環境や経済的なこと、さらには発達支援である療育であったり、様々な側面があると思います。
当センターにはさまざまな職種が働いております。それぞれの専門性を活かしながら、障害を持つ方々やそのご家族のために、安全で安心できる必要な支援を提供するよう努力してまいりたいと思います。
令和6年4月
愛知県青い鳥医療療育センター
愛知県青い鳥医療療育センター
めざす3つの柱
すべての人の命と生活を「ささえます」
愛知県青い鳥医療療育センターでは、ヒヤリハット報告、自己点検、第三者評価を取り入れております。これらに基づいてマニュアルを作成、その内容の順守・徹底を行います。
これらを経ることによってサービスの向上につながり、安全・安心なサービスを提供することができます。また、利用者様からのご意見や苦情に耳を傾け、センターとして対策を講じ真摯に対応いたします。
ともに生きる社会を「めざします」
当センターでは、ショートステイの受け入れ、医療型障害児入所施設・医療型児童発達支援センター、地域療育支援事業を行っており、地域の各機関や他施設と連携して、地域の課題に積極的に取り組んでいきます。
上記のほか、ボランティアの受け入れを行っており、研修を通じて地域福祉のレベル向上に努めております。
また、センターを開放し地域の皆様とのふれあいを目的に夏祭りを開催しております。
上記のほか、ボランティアの受け入れを行っており、研修を通じて地域福祉のレベル向上に努めております。
また、センターを開放し地域の皆様とのふれあいを目的に夏祭りを開催しております。
これらを私たちの使命として「はたします」
当センターでは、職員研修体制を確立しており、職員のレベルに応じた研修内容を整え、定期的に開催しております。また、外部研修にも積極的に職員を派遣していたり、センター内で研究発表を行ったり、サービス向上に向けて職員が自己研鑽を行っております。
センターの概要・沿革
概要
名称 | 社会福祉法人恩賜財団済生会支部愛知県済生会 愛知県青い鳥医療療育センター |
住所 | 〒452-0822 愛知県名古屋市西区中小田井5-89 |
設置主体 | 愛知県 |
経営主体 | 社会福祉法人恩賜財団済生会支部愛知県済生会 |
建物規模 | 延床面積11,500m2 鉄筋コンクリート3階建 |
事業内容 |
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沿革
昭和29年8月 | 愛知県青い鳥学園工事着工 |
昭和30年6月 | 完成 経営を社会福祉法人恩賜財団済生会支部愛知県済生会に委託 |
昭和30年8月 | 事業開始 肢体不自由児施設(定員50名) |
昭和31年9月 | 青い鳥学園増築工事着工 |
昭和32年3月 | 完成 定員120名 |
昭和35年6月 | 機能訓練室増築 |
昭和39年4月 | 愛知県立第一青い鳥学園に名称変更 |
昭和41年7月 | 鉄筋コンクリート建に改築工事着工 |
昭和43年6月 | 完成 母子入園棟併設(定員20名) |
昭和47年9月 | 重度棟工事着工 |
昭和48年3月 | 完成 定員30名 |
平成8年10月 | 全面改築工事開始 第一期工事 北棟(重症心身障がい児棟・外来診療部門)建設工事着工 |
平成10年2月 | 完成 定員120名(肢体不自由児施設30名・重症心身障がい児施設90名) |
平成10年10月 | 第二期工事 南棟(肢体不自由児棟・通園部門・管理棟)建設工事着工 |
平成12年2月 | 完成 定員50名(母子入園5名を含む) 通園部門(定員20名) |
平成12年4月 | 愛知県青い鳥医療福祉センターと名称変更 |
平成28年4月 | 愛知県青い鳥医療療育センターと名称変更 |