重症心身障害児者、肢体不自由児者、発達障害児のための病院・福祉施設です

主に運動発達がゆっくりなお子さんや脳性麻痺などの麻痺性疾患のお子さんの診療を行っています。
状態に応じて理学療法・作業療法のリハビリテーションや義肢装具士と一緒に治療用装具や車椅子・座位保持装置などの補装具の作製を行っています。

現在は手術を行っておりませんので、手術が必要な場合にはご家族と相談のうえ、他の医療機関を紹介させていただきます。

小児期からの慢性的な障がいのある成人や発達障害・先天異常などのある成人の方を対象に、一般の内科疾患に関わる相談を受けています。

肥満や糖尿病、高血圧症、脂質異常症、高尿酸血症、脂肪肝などの生活習慣病から、甲状腺異常、不整脈や心電図異常などの内科的疾患の検査や健診、薬物治療などを行います。健康診断や診断書の作成等も相談に応じて行います。
専門的な医療が必要な場合や入院治療が必要な場合は、ご家族と相談しながら、専門病院を紹介させていただきます。

障がい児者の方々の耳鼻咽喉科一般診療に加え気管切開後の管理や、嚥下障害の方には、鼻咽腔、喉頭の観察、嚥下内視鏡検査などを行っています。
また、障がい児者の方が難聴を合併する場合は、聴覚評価および聴覚管理を行っています。
耳・鼻・咽喉頭など詳細な部分の診察を行うには、体の固定をしっかりしなければならない場合もあり、受診者およびご家族の方には負担をおかけしますが、でき得る限り障がい児者の方々が安心して受診していただけるよう対応しています。

主に発達障がいのお子さんに対して、ご本人の特性に応じた養育のアドバイスをしています。必要に応じて、言語療法・作業療法などのリハビリテーションや、心理的問題に対して心理療法、多動・衝動性や合併する精神科的問題に対する薬物療法などを行っています。

現在、常勤医が不在のため、新規の方の予約は受け付けておりません。

気管切開、胃瘻造設適応の診断および気管切開後、胃瘻造設後のフォローを行っています。
その他の外科的治療に関する相談も受けており必要に応じ他院を紹介しています。

内服・外用を用いて治療をしています。詳細な検査等が必要な場合は他院を紹介しています。

障がいのある方たちの排尿障がいを中心に保存的な治療を行っています。
また、二分脊椎による神経因性膀胱については間欠的自己導尿等の相談にお答えしています。

自閉症、脳性麻痺、ダウン症などの染色体異常の方を対象に視力、屈折異常や角膜・水晶体・網膜などの評価を行い、視機能発達のフォローをしています。
例えば、近視、遠視、乱視や斜視に対して必要時は眼鏡処方、弱視訓練、プリズム療法を行っています。また、手術が必要であれば、大学病院などの他施設を紹介しています。