センター長のご挨拶

当センターは、昭和30年開設の肢体不自由児施設(愛知県第一青い鳥学園)を前身とし、その長い歴史の中で培われた専門的知識・経験を糧に、重症心身障害児者、肢体不自由児者、発達障害児へのサービスを提供する複合施設へと発展してまいりました。
現在、平成25年に施行された障害者総合支援法のもと、医療型障害児入所施設・療養介護事業所(計170床)、医療型児童発達支援センター(定員20名)として、診療、リハビリテーションや相談支援事業などを展開しています。
長期入所のみならず、地域で暮らす重症心身障害児者、肢体不自由児の短期入所、有期限入所も行っています。
わが国では令和2年初頭より新型コロナウイルス感染が始まり、予想以上のまん延でこの3年間、新型コロナウイルス感染対策のため外来、短期入所の制限など利用者の皆様には多大なご迷惑、ご不自由をおかけしました。いまだ収束には至っておりませんが、コロナ感染対策で得た様々な経験を活用して、必要とされる医療、療育、福祉の支援を提供していきたいと考えています。
障害児者医療は近年、治療方法、支援の方法も確立されてきており、令和3年6月に「医療的ケア児およびその家族に対する支援に関する法律」が成立し、同年9月に、通称「医療的ケア児支援法」が施行されました。愛知県には「基幹」1か所、「地域」6か所の支援センターが設置されることになり、当センターは愛知県から尾張中部圏域および海部圏域の「医療的ケア児支援センター」業務を受託し、令和4年4月から事業を開始いたしました。周産期医療の進歩にともない、医療的ケア児は増加し、医療、療育、教育、福祉など多職種、多機関が連携し、地域社会で医療的ケア児とその家族を支えていく体制を整えていくことは、まさにわが国の課題である共生社会の形成への礎となることでしょう。
障がい児者のニーズにこたえ、安全、安心なサービスを提供し、障がいのある方々をはじめ家族の方々のささえになることを目指して、職員一同さらなる研鑽に努めてまいります。
現在、平成25年に施行された障害者総合支援法のもと、医療型障害児入所施設・療養介護事業所(計170床)、医療型児童発達支援センター(定員20名)として、診療、リハビリテーションや相談支援事業などを展開しています。
長期入所のみならず、地域で暮らす重症心身障害児者、肢体不自由児の短期入所、有期限入所も行っています。
わが国では令和2年初頭より新型コロナウイルス感染が始まり、予想以上のまん延でこの3年間、新型コロナウイルス感染対策のため外来、短期入所の制限など利用者の皆様には多大なご迷惑、ご不自由をおかけしました。いまだ収束には至っておりませんが、コロナ感染対策で得た様々な経験を活用して、必要とされる医療、療育、福祉の支援を提供していきたいと考えています。
障害児者医療は近年、治療方法、支援の方法も確立されてきており、令和3年6月に「医療的ケア児およびその家族に対する支援に関する法律」が成立し、同年9月に、通称「医療的ケア児支援法」が施行されました。愛知県には「基幹」1か所、「地域」6か所の支援センターが設置されることになり、当センターは愛知県から尾張中部圏域および海部圏域の「医療的ケア児支援センター」業務を受託し、令和4年4月から事業を開始いたしました。周産期医療の進歩にともない、医療的ケア児は増加し、医療、療育、教育、福祉など多職種、多機関が連携し、地域社会で医療的ケア児とその家族を支えていく体制を整えていくことは、まさにわが国の課題である共生社会の形成への礎となることでしょう。
障がい児者のニーズにこたえ、安全、安心なサービスを提供し、障がいのある方々をはじめ家族の方々のささえになることを目指して、職員一同さらなる研鑽に努めてまいります。
令和5年4月
愛知県青い鳥医療療育センター
センター長 別府 玲子
愛知県青い鳥医療療育センター
センター長 別府 玲子
めざす3つの柱

すべての人の命と生活を「ささえます」
愛知県青い鳥医療療育センターでは、ヒヤリハット報告、自己点検、第三者評価を取り入れております。これらに基づいてマニュアルを作成、その内容の順守・徹底を行います。
これらを経ることによってサービスの向上につながり、安全・安心なサービスを提供することができます。また、利用者様からのご意見や苦情に耳を傾け、センターとして対策を講じ真摯に対応いたします。
ともに生きる社会を「めざします」
当センターでは、ショートステイの受け入れ、医療型障害児入所施設・医療型児童発達支援センター、地域療育支援事業を行っており、地域の各機関や他施設と連携して、地域の課題に積極的に取り組んでいきます。
上記のほか、ボランティアの受け入れを行っており、研修を通じて地域福祉のレベル向上に努めております。
また、センターを開放し地域の皆様とのふれあいを目的に夏祭りを開催しております。
上記のほか、ボランティアの受け入れを行っており、研修を通じて地域福祉のレベル向上に努めております。
また、センターを開放し地域の皆様とのふれあいを目的に夏祭りを開催しております。
これらを私たちの使命として「はたします」
当センターでは、職員研修体制を確立しており、職員のレベルに応じた研修内容を整え、定期的に開催しております。また、外部研修にも積極的に職員を派遣していたり、センター内で研究発表を行ったり、サービス向上に向けて職員が自己研鑽を行っております。
センターの概要・沿革
概要
名称 | 社会福祉法人恩賜財団済生会支部愛知県済生会 愛知県青い鳥医療療育センター |
住所 | 〒452-0822 愛知県名古屋市西区中小田井5-89 |
設置主体 | 愛知県 |
経営主体 | 社会福祉法人恩賜財団済生会支部愛知県済生会 |
建物規模 | 延床面積11,500m2 鉄筋コンクリート3階建 |
事業内容 |
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沿革
昭和29年8月 | 愛知県青い鳥学園工事着工 |
昭和30年6月 | 完成 経営を社会福祉法人恩賜財団済生会支部愛知県済生会に委託 |
昭和30年8月 | 事業開始 肢体不自由児施設(定員50名) |
昭和31年9月 | 青い鳥学園増築工事着工 |
昭和32年3月 | 完成 定員120名 |
昭和35年6月 | 機能訓練室増築 |
昭和39年4月 | 愛知県立第一青い鳥学園に名称変更 |
昭和41年7月 | 鉄筋コンクリート建に改築工事着工 |
昭和43年6月 | 完成 母子入園棟併設(定員20名) |
昭和47年9月 | 重度棟工事着工 |
昭和48年3月 | 完成 定員30名 |
平成8年10月 | 全面改築工事開始 第一期工事 北棟(重症心身障がい児棟・外来診療部門)建設工事着工 |
平成10年2月 | 完成 定員120名(肢体不自由児施設30名・重症心身障がい児施設90名) |
平成10年10月 | 第二期工事 南棟(肢体不自由児棟・通園部門・管理棟)建設工事着工 |
平成12年2月 | 完成 定員50名(母子入園5名を含む) 通園部門(定員20名) |
平成12年4月 | 愛知県青い鳥医療福祉センターと名称変更 |
平成28年4月 | 愛知県青い鳥医療療育センターと名称変更 |